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タイモ

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旬の季節
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「タイモ」は、水田で栽培される里芋の一種で、親芋とムジ(ズイキ)を食用にします。水田の中で子芋を次々と増やすことから子孫繁栄をもたらす縁起物として、沖縄の正月や盆の行事に欠かせない食材として古くから親しまれてきました。沖縄風きんとん「ターンムディンガク(田芋の田楽)」が定番の庶民料理ですが、ほどよい甘さとなめらかな舌触りから大人から子どもまで幅広く好まれています。豊富に含まれるデンプンの粒子が小さいため消化されやすい特徴があり、糖質をエネルギーに変換するビタミンB1も比較的多く含まれ、カルシウム、鉄、マンガンなどのミネラルも多く含みます。沖縄では体力低下や胃腸が弱った時にも「タイモ」を煮てよく食べられています。ムジ(ズイキ)は繊維を取り除いてアクを抜き、小芋や豚の三枚肉、豆腐などと出汁で煮込む「ムジ汁」にして、子どもが生まれた時などお祝いの席でよく振る舞われます。
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健康を支える沖縄の 「島野菜」

沖縄では、古くから地元で親しまれてきた「島野菜」と呼ばれる地域固有の野菜があります。沖縄の食文化には、中国の「薬食同源」という思想に影響を受けた、「命(ぬち)薬(ぐすい)」という、食を通じて健康になるという意味で古くから使われてきた言葉があり、「島野菜」は健康を支える食べ物として大切にされてきました。