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モーウイ(きゅうり)

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旬の季節
5 月 / 6 月 / 7 月 / 8 月 / 9 月 / 10 月
「モーウイ」は、15世紀に中国華南地方から持ちこまれた、琉球王朝時代の宮廷料理の食材でした。のちに一般家庭へも広がったと言われています。台風の多い沖縄では、強風に負けない夏野菜として重宝されてきました。果皮が赤茶色で、細かい網目状の模様が特徴です。「きゅうり」に似ていますが、「きゅうり」よりは果肉がしまり、青臭さがありません。約90%が水分でビタミンCやカリウムなどを多く含むため、暑さで食欲が落ちやすい時期にも取り入れやすい食材です。和え物や酢の物にするのが一般的な食べ方で、みずみずしく、シャキシャキとした食感が夏に涼しさを感じさせてくれます。また、ツナとの相性がよく、炒め煮「イリチャー」や煮付け「モーウインブシー」が人気メニュー。中華風の味付け、味噌煮、そぼろ煮、漬物、汁物としても利用されています。
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健康を支える沖縄の 「島野菜」

沖縄では、古くから地元で親しまれてきた「島野菜」と呼ばれる地域固有の野菜があります。沖縄の食文化には、中国の「薬食同源」という思想に影響を受けた、「命(ぬち)薬(ぐすい)」という、食を通じて健康になるという意味で古くから使われてきた言葉があり、「島野菜」は健康を支える食べ物として大切にされてきました。